山岳登山で遭難した際の費用は?ヘリコプター1分◆◆円! [日記]
最近は若い世代でも、
「山ガール」などと、
登山人気が安定して高まっています。
しかし難易度の高い山などでは、
遭難の可能性さえあります。
実際、1年を通して登山者の遭難が後を絶ちません。
なかには、
「遭難しても携帯で連絡すればたすけにきてくれるだろ」
などと考えている人もいるようです。
たしかに山岳遭難者の60%が、
携帯電話で救助要請をしてくるとのことです。
しかし、携帯電話の電波がつながらないところがあるという想定は?
山は所詮山です。街中のように、
どのにでも電波の基地局があるわけでもなく、
遭難者が動けなくなった場所が、
たまたま電波の入らない場所という可能性も
十分有り得ます。
そして、電波が通じたとしても、
どこに向かって、どれだけの時間をかけて、
どのような方法で救助をするかによっても、
費用が異なるのです。
それ以前に、遭難者の捜索や救出が
無料だと考えている人もいるようですが・・・
たしかに、警察や消防、自衛隊などが捜索をしてくれるなら、
公的機関ということで、費用はかからないようです。
これは交通事故でパトカーを呼んでもお金がかからないのと
同じ仕組みのようですが、
山岳遭難の捜索、救助活動の場合は、
勝手が変わってきます。
というのも、警察や消防、自衛隊などではわからない、
山の地理に詳しい民間のヘリコプターをチャーターしたり、
地元の山岳会に捜索を要請する場合が殆どなのです。
それでは時々利用される、
「ヘリコプターのチャーター」による捜索、救助となると、
どれくらいの費用になるのでしょうか?
簡単に計算すると、1分間で1万円。
その他、空輸量、スタンバイ料、滞留費、夜間滞留費などなど、
例えば夜間に6時間近くの捜索をしてもらったとしたら・・・
600~700万円近くがヘリコプター費用だけでかかってしまいます。
詳しくは ⇒産経ニュース
そのほかに、地元の山岳会の方に助けていただいた場合でも、
山岳会の人数にもよりますが、例えば15人程の救助隊の場合でも、
もろもろの費用を含めると、150万円近い費用が発生します。
しかも、これらの救助活動が、
ヘリコプターも使い、さらに山岳会にもお願いし・・・
ついでに、何日もかかり・・・
恐ろしい額の請求がくることが想像できますよね。
登山者の多くの人たちが、
その辺の認識の甘さはあるかと思います。
実際に、最近の登山ブームをうけて、
山岳事故に対応した保険もあるのですが、
加入がすすんでいないようで、
国内では1千万人と言われる登山者人口に対し、、
平成24年度の保険加入者が52,345人しか加入していないのです。
登山者の1%以下の加入率ということです。
登山をするのは良いのですが、
まずは、常に危険が伴っているという認識が必要で、
捜索をうけずに済むような計画、
そして安全を確保できる装備など、
基本中の基本は抑えている必要があります。
その上で、あなたの登る山次第では、
山岳保険に加入しておくという、
出来る限りの準備は必須ではないでしょうか。
山頂にたどり着いた際の満足感、
気持ちよさは格別です。
ちょっと気を抜いて山で遭難をしてしまい、
ヘリコプターをチャーターせざるを得なかったという状況のないよう、
最後まで、安全に下山をするまでが登山ですから、
十分注意をおこたらずにお楽しみいただければと思います。
「山ガール」などと、
登山人気が安定して高まっています。
しかし難易度の高い山などでは、
遭難の可能性さえあります。
実際、1年を通して登山者の遭難が後を絶ちません。
なかには、
「遭難しても携帯で連絡すればたすけにきてくれるだろ」
などと考えている人もいるようです。
たしかに山岳遭難者の60%が、
携帯電話で救助要請をしてくるとのことです。
しかし、携帯電話の電波がつながらないところがあるという想定は?
山は所詮山です。街中のように、
どのにでも電波の基地局があるわけでもなく、
遭難者が動けなくなった場所が、
たまたま電波の入らない場所という可能性も
十分有り得ます。
そして、電波が通じたとしても、
どこに向かって、どれだけの時間をかけて、
どのような方法で救助をするかによっても、
費用が異なるのです。
それ以前に、遭難者の捜索や救出が
無料だと考えている人もいるようですが・・・
たしかに、警察や消防、自衛隊などが捜索をしてくれるなら、
公的機関ということで、費用はかからないようです。
これは交通事故でパトカーを呼んでもお金がかからないのと
同じ仕組みのようですが、
山岳遭難の捜索、救助活動の場合は、
勝手が変わってきます。
というのも、警察や消防、自衛隊などではわからない、
山の地理に詳しい民間のヘリコプターをチャーターしたり、
地元の山岳会に捜索を要請する場合が殆どなのです。
それでは時々利用される、
「ヘリコプターのチャーター」による捜索、救助となると、
どれくらいの費用になるのでしょうか?
簡単に計算すると、1分間で1万円。
その他、空輸量、スタンバイ料、滞留費、夜間滞留費などなど、
例えば夜間に6時間近くの捜索をしてもらったとしたら・・・
600~700万円近くがヘリコプター費用だけでかかってしまいます。
詳しくは ⇒産経ニュース
そのほかに、地元の山岳会の方に助けていただいた場合でも、
山岳会の人数にもよりますが、例えば15人程の救助隊の場合でも、
もろもろの費用を含めると、150万円近い費用が発生します。
しかも、これらの救助活動が、
ヘリコプターも使い、さらに山岳会にもお願いし・・・
ついでに、何日もかかり・・・
恐ろしい額の請求がくることが想像できますよね。
登山者の多くの人たちが、
その辺の認識の甘さはあるかと思います。
実際に、最近の登山ブームをうけて、
山岳事故に対応した保険もあるのですが、
加入がすすんでいないようで、
国内では1千万人と言われる登山者人口に対し、、
平成24年度の保険加入者が52,345人しか加入していないのです。
登山者の1%以下の加入率ということです。
登山をするのは良いのですが、
まずは、常に危険が伴っているという認識が必要で、
捜索をうけずに済むような計画、
そして安全を確保できる装備など、
基本中の基本は抑えている必要があります。
その上で、あなたの登る山次第では、
山岳保険に加入しておくという、
出来る限りの準備は必須ではないでしょうか。
山頂にたどり着いた際の満足感、
気持ちよさは格別です。
ちょっと気を抜いて山で遭難をしてしまい、
ヘリコプターをチャーターせざるを得なかったという状況のないよう、
最後まで、安全に下山をするまでが登山ですから、
十分注意をおこたらずにお楽しみいただければと思います。
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